【MLB】大谷翔平 2018年まとめ
MLB挑戦の一年目。
日本に、アメリカにすごいインパクトを残してくれたと思います!!
オープン戦を見てる人に、こうなるといっても信じてくれないでしょう。
驚きの連続でした。
ただ、怪我だけは残念でなりません。
トミー・ジョン手術は成功したようですが、今後どうなるのでしょうか。
個人的に今シーズンを振り返りと今後を書いてみたいと思います。
成績
今シーズンの成績を振り返ってみたいと思います。
投手成績
今シーズンは10試合に登板しました。
前半故障後は後半に1試合だけ登板です。
調子が悪かったり、天気に恵まれなかったり色々ありましたが、調子が良ければ7回まで投げられるところを見せてくれました。
勝利がついた試合の相手チームは30球団中、半分より上のチームというのは嬉しい情報だと思います。
他にも、奪三振率は10以上、被打率は2点代、WHIPも1.16と良い数値を出しています。
問題を上げるとしたらストレートでしょうか。
速球が武器ですが、質だけで見ればMLBでも平均的でストレートの被打率、空振り率は悪いようです。
2018年 | |
---|---|
防御率 | 3.31 |
試合数 | 10 |
完投 | 0 |
完封 | 0 |
勝利 | 4 |
敗戦 | 2 |
投球回 | 51回 2/3 |
被安打 | 38 |
被本塁打 | 6 |
奪三振 | 63 |
奪三振率 | 10.97 |
与四球 | 22 |
与死球 | 1 |
暴投 | 5 |
ボーク | 0 |
失点 | 19 |
自責点 | 19 |
被打率 | .203 |
WHIP | 1.16 |
打者成績
続いては打者の成績です。
打者に関しては、左投手に弱いと散々言われてしまっているので総合と、右投げ、左投げ合わせて載せました。
右投手には完璧ですね。
オープン戦のダメさを改善しここまでシーズンを通して活躍するとは思いませんでした。
クリーンナップを任せられるようにもなりました。
指名打者としても好成績。嬉しいですね!
ただ、弱点は左投手。
前半よりは数値的に改善していますが、まだまだでしょう。
後半になり左投手からもHRを打ちましたが、9月で順位争いもしていない。
投手は痛いかもしれないですが、打たれたチームも順位で言えば下の方。
経験という意味が強かったのかもしれません。
現状で言えば、ポストシーズンで任せられるかというと厳しい状況だと思います。
総合 | 右投げ | 左投げ | |
試合数 | 114 | - | - |
打率 | .285 | .313 | .222 |
打数 | 326 | 227 | 99 |
得点 | 59 | 54 | 4 |
安打 | 93 | 71 | 22 |
二塁打 | 21 | 1 | 5 |
三塁打 | 2 | 1 | 1 |
本塁打 | 22 | 20 | 2 |
打点 | 61 | 48 | 13 |
三振 | 102 | 67 | 35 |
四球 | 37 | 10 | 27 |
出塁率 | .361 | .387 | .300 |
長打率 | .564 | .656 | .354 |
OPS | 1.026 | 1.043 | .654 |
今シーズンを振り返り
個人的に今シーズンの活躍を見て、大谷選手がしたかったものは「二刀流に挑戦する自分の可能性」を示したかったのかなと思いました。
結果はご存知の通り。
大谷選手が残したインパクトは素晴らしいものばかりです!
24歳でここまでの成績を残し、二刀流の可能性を見せてくれました。
新人王という話もあるくらいです。
可能性を示してくれた大谷選手が見せたかったもの、見せたものは、「先発投手としての力」と「DHとしてHRを打てる力」だと思います。
今シーズンの活躍を見て、昔見たインタビューを思い出しました。
そのインタビューは、大谷選手の入団1年目のシーズンを終えた後にありました。
インタビューは、野球解説者の江川卓さんと大谷選手によるもので、1年終えてどうだったか、来年も二刀流を続けるのかという内容でした。
そのインタビューの中で江川さんは、大谷選手に対しこれからも二刀流を続けていくのであれば、記録に残ることをしないといけないと言い、以下の内容を提案しました。
- 投手型:最優秀防御率 & 最多勝 + DHでHR王
- 打者型:最多勝 + 首位打者 & 最多打点
投手型と打者型の違いは、投手と打者どちらで規定まで到達するか言う話でした。
提案内容は余程できが良くないと難しいですが、二刀流をするなかで1つの形だと思いました。
大谷選手はインタビューでは投手型に近い形で2年目を戦っていくと言っていました。
2年目以降は、怪我があったり、打撃不振だったりとシーズンを通して思うようにいきませんでしたが、監督やコーチと理想の形に進んでいったのだと思います。
規定に到達するというのは、プロ野球において重要なことだと思います。
長いシーズン、全員が全員怪我や不調がないとうのはまず難しいです。
その穴を埋めるのも、一苦労なことが多いです。
だからこそ、計算のできる選手は偉大なのだと思います。
大谷選手が進む道はそれとは別の道だと思います。
計算はするけど思い通りに行くのかは、他の選手より難しいのではと思います。
その中で選んだ「先発投手として抑え、DHとしてHRを打てる打者としても力」。
充分に示し、多くの人に期待させてくれる選手になったと思います。
だからこそ、三振が多いのも左投手から打てないのも今はいいんです。
最終的には改善していくと思いますが、それは経験を積んでからこそです。
今は、結果が必要な場面で多くの結果を出すこと。
そうしていけば、自然のチャンスも経験も増えていくと思います。
可能性を示した今シーズン。 2年目以降が楽しみです。
来年について
今シーズンは素晴らしい可能性を示しましたが、来年へは不安も残してしまいました。
右肘の内側側副靱帯を損傷。
幸いTJ手術を受け成功しました。
投手としては2020年ということでしたが、打者としては来年できる可能性があるとかなんとか。
うまく行けば開幕に間に合うらしいです。
ですが、自分としては来年の出場はしなくてもいいのではと思っています。
確かに打者としても力があるのはわかりますが、打者として出場すれば怪我する場面もあると思います。
今シーズンも、走塁によるピッチャーとの接触がありました。
そういうところで力を抜けないのはいいところかもしれませんが、怪我治療中の選手がやるのは危なすぎます。
他にもこんな記事がありました。
主に空振りしたあとですが、片手の状態になると怖いですね。
脇谷選手より体が大きく、完治していない状態だと予定怖いです。
幸い大谷選手のHRのあとは片手にならず、両手で回しそっとバット置くので、大丈夫だと思いますが、空振りなどとっさなときは片手になることを見たことがあります。
完治しない状態で、怪我をする可能性がある打者を続けていいのかなと思います。
どうせならこの期間にリハビリとともに、投打のフォームの見直しなどを行い、怪我に強い状態へなってくれるといいのかなと思います。
(もしかしたら、もうそこまでやるつもりかもしれませんが)
可能性を示したからこそ、ゆっくりと治してほしいと思います。
まとめ
調べれば調べるほどすごい選手ですね。ホントに。
素晴らしい活躍を見せてくれた大谷選手。
今後の活躍も期待するとともに、怪我のない野球人生を歩んでもらえたらと思います。
来年以降も応援したいと思います。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。